万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

405.巻四・696:石川朝臣広成が歌一首

696番歌

訳文

「奈良の家で待つ人への思いが薄らぐなんてことがあるものか。河鹿の鳴くこの泉の里に来て、年もたってしまったのだもの」

書き下し文

「家人に 恋過ぎめやも かはづ鳴く 泉の里に 年の経ぬれば」

家人:特に妻を意識している。

泉の里:久邇京(475番歌参照)のあった木津川沿いの地。

引用した本です。

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今日昼過ぎに札幌から帰って来て記載しています。

14、15日の予定が一日延びました。

では、今日はこの辺で。