万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-06-05から1日間の記事一覧

397.巻四・672・673・674:安倍朝臣虫麻呂が歌一首と大伴坂上郎女が歌二首

672番歌 訳文 「しつたまきのように物の数でもない私だが、こんなつたない身で、どうしてこうもせつなくあなたを恋いつづけるのであろうか」 書き下し文 「しつたまき 数にもあらぬ 命もて 何かここだく 我が恋ひわたる」 坂上郎女に贈った歌。親しい男女の…