287.巻三・394:余明軍が歌一首
余明軍:官位、職分に応じて朝廷から賜る従者。ここは旅人の資人。主人が死ねば一年間服喪して後、解任される習いであった。
394番歌
訳文
「標を張ってわがものと決めた住吉(うみのえ)の浜の小松は、将来ともわが松だよ」
書き出し文
「標結ひて 我が定めてし 住吉の 浜の小松は 後も我が松」
評判の遊行女婦を専有する気持ちを歌いあげたものであろう。
旅人の子家持に対する作者の気持ちを述べた歌と解される。
住吉:大伴氏の領地。
浜の小松:63番歌~66番歌参照、松には同音の待つの意をにおわしているらしい。
引用した本です。
今朝は積雪3㎝ほどで朝食後に軽い雪かき。
昨日は、朝食後に雪かき、そして昼食後にも雪かきでした。
連日の雪かきの疲れか、昨日のブログ更新を取りやめました。
寒さの峠を越えたのですが、雪かきは当分続きそうです。
では、今日はこの辺で。