万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

203.巻三・235:天皇、雷の岳に幸す時に、柿本朝臣人麻呂が作る歌一首

雑歌

235番歌

訳文

「わが大君は神であらせられるので、天雲を支配する雷の上に廬りしていらっしゃる」

書き出し文

「大君は 神にしませば 天雲の 雷の上に 廬らせかも」

天皇持統天皇文武天皇

雷の岳:明日香村の雷の岡

一句と二句:天皇を中心とする権力の集中が行われた天武・持統朝に見られる思想で、天皇を現人神として尊び、その絶大な力を讃えた慣用句。

引用した本です。

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今朝はきれいな月や星が眺められ、肌寒く室温12℃でした。

心なしかPCの立ち上がりも遅かったかな。

もう10月の中旬、数日前に雪虫も飛んでいましたので、

そろそろ初雪かな。

では、このへんで。