233.巻三・299:大納言大伴卿が歌一首いまだつばひらかにあえあず
299番歌
訳文
「奥山の菅(すげ)の葉が押し伏せて、せっかく降り積もった雪が消えてしまっては惜しかろう。雨よ降ってくれるな」
書き出し文
「奥山の 菅の葉しのぎ 降る雪の 消なば惜しけむ 雨な降りそね」
大納言大伴卿:はっきりしたことは言えないが、大伴安麿呂か。101番歌参照。
奥山の菅の葉:菅はカヤツリグサ科の多年草。ここは山地に生える山菅。
引用した本です。
一昨日夕方(2017年11月15日)までに積もった雪は、今朝(11月17日)まだ残っています。2017年11月16日午前7時前に庭を撮影しました。
向かいの山と雪の花を撮る
午前九時の室温5℃、午前九時四十分にやっと8℃に、寒くなりました。
では、今日はこの辺で。