511.巻六・956:帥大伴卿が和(こた)ふる歌一首
大伴卿:大伴旅人
956番歌
訳文
「あまねく天下を支配されるわが天皇のお治めになる国は、都のある大和もここ筑紫も変りはないと思っています」
書き出し文
「やすみしし 我が大君の 食(を)す国は 大和もここも 同じとぞ思ふ」
前歌(955番歌)に対し、官人としての心境を述べて答えた歌。
やすみしし:我が大君の枕詞
引用した本です。
昨日読み終わった本です。
中東ではなく、日本のすぐ隣国です。
ぜひ読まれることをお勧めします。
2016年9月27日の金福寺の画像を貼り付けます。
金福寺は芭蕉・蕪村の俳句の旧跡。
境内の芭蕉庵は、江戸中期にこの寺を再興した鉄舟和尚と松尾芭蕉が親交を深めた所で、現在の建物は与謝蕪村の再建。
本堂では、蕪村と「花の生涯」のヒロイン・村山たか女の遺品が拝観でき、拝観してきました。
では、今日はこの辺で。