万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

278.巻三・381:筑紫の娘子、行旅(かうりよ)に贈る歌一首

娘子、字を児島といふ。

381番歌

訳文

「故郷(くに)を思うあまりにあせったりなさらないで。

風向きをよく見きわめていらっしゃい。

大和への路は荒うございますよ」

書き出し文

「家思ふと 心進むな 風まもり 好くしていませ 荒しその道」

965番歌から968番歌と同じころの作で、大伴旅人に先立って天平二(730)年十一月、海路、都に帰ることになった坂上郎女の一行を見送った歌か。

引用した本です。

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今朝は雪かきなし。

では、この辺で。