万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

535.巻六・994:大伴宿禰家持の初月(みかづき)の歌一首

.家持:坂上郎女の甥。この歌、年代判明歌の中の家持の初作。時に十六歳ごろ。

994番歌

訳文

「空遠くふり仰いで三日月をみると、一目だけ見た人の引き眉が思われることよ」

読み下し文

「振仰(ふりさ)けて若月(みかづき)見れば一目見し人の眉引思ほゆるかも」

引用した本です。

 

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昨日は暖かく、今朝はみぞれ。

例年の積雪量に近づいていたのですが、かなり融けました。

明日から雪の予報です。

12月としては雪の少ない状態です。

では、今日はこの辺で。