万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-11-22から1日間の記事一覧

520.巻六・975:中納言安倍広庭卿が歌一首

975番歌 訳文 「こうして過す楽しさの故にこそ、短いはずの命だが、少しでも長かれと願うのです」 書き出し文 「かくしつつ あらくをよみぞ たまきはる 短き命を 長く欲(ほ)りする」 宴歌であろう。第一句の「かく」は宴歌をさすか。 たまきはる:命の枕詞…