万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-05-09から1日間の記事一覧

374.巻四・587~610の内の603~610の八首:笠郎女、大伴宿禰家持に贈る歌二十四首(3-3」)

五群 603番歌 訳文 「恋の物思いで人が死ぬものであったとしたら、千度も繰り返して私は死んだことだろう」 書き出し文 「思ひにし 死にするものに あらませば 千たびぞ我れは 死にかへらまし」 恋の歌に多い「恋ひ死ぬ」という発想を踏まえて歌ったもの。類…