万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-03-10から1日間の記事一覧

320.巻三・465~469:亡妾歌十三首の第二群

465番歌題詞:朔(つきたち)に移りて後に、秋風を悲嘆しびて家持が作る歌一首 朔(つきたち)に移りて:月が変わって。夏六月から秋七月に入って、の意。 訳文 「この世ははかないものだとわかっていながら、秋風が寒々と身に沁(し)みるので、亡き人が恋…