万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-03-06から1日間の記事一覧

316.巻三・446~453:天平二年庚午の冬の十二月に、太宰帥大伴卿、京に向ひて道に上る時に作る歌五首と故郷の家に還り入りて、すなはち作る歌三首

天平二年:730年。旅人は大納言となり奈良の都へ帰った。 以下五首の前に438番歌から440番歌を参照してみてください。 帰京途次の歌(446~450番歌)と故郷の家に帰り作る歌(451~453番歌)を引き出す発端を成しています。 446番歌 訳文 「いとしい妻が行き…