万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-09-24から1日間の記事一覧

185.巻二・165、166:大津皇子の屍を葛城の二上山に移し葬る時に、大伯皇女の哀傷(かな)しびて作らす歌二首

165番歌 訳文 「現世の人であるこの私、明日からは二上山を弟としてずっと私は見つづけよう」 書き出し文 「うつそみの 人にある我れや 明日よりは 二上山を 弟背(いろせ)と我れ見む」 166番歌 訳文 「岩のほとりに生えている馬酔木を手折りたいと思うが、…