万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-08-21から1日間の記事一覧

157.巻二・114、115、116:但馬皇女、高市皇子の宮に在す時に、穂積皇子を思ひて作らす歌一首とほかに二首

114番歌 訳文 「秋の田の穂の向きが揃って一つの方向になびいているように、ひたむきにあの方に寄りたい。噂がひどくても」 書き出し文 「秋の田の 穂向きの寄れる 片寄りに 君に寄りなな 言痛(こちた)くありとも」 115番歌 題詞 「穂積皇子に勅して、近江…