万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-08-20から1日間の記事一覧

156.巻二・111、112、113:吉野の宮に幸す時に、弓削皇子が額田王に贈与る歌一首と額田王の二首

111番歌 訳文 「古(いにしえ)を恋い慕う鳥なのでありましょうか。弓絃葉(ゆづるは)の御井の上を鳴きながら飛んで行きます」 書き出し文 「いにしへに 恋ふる鳥かも 弓弦葉の 御井の上より 鳴き渡り行く」 弓削皇子:天武天皇の皇子、母は天智天皇の娘の…