万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2.堅香子の花

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堅香子の花は小樽に移り住む前の余市在住の時に最初の出会いがありました。

そして、小樽に移り住むようになってから、撮影対象となりました。

幸いにも裏山に小群落があったからです。

春真っ先に裏山で芽吹き花を咲かせます。

その凛とした可憐な花に惹かれました。

春植物まさに春の妖精です。

堅香子の花は、万葉集の巻十九の四一四三に大伴家持の詠んだ一首しかありません。

万葉集大好き爺として、そのことによってさらにこの花に惹かれました。

野生の凛とした可憐な花を毎年撮るのが、雪の消えた裏山での春一番の楽しみです。

 

  もののふの 八十(やそ)をとめらが くみ乱(まが)ふ

            寺井の上の 堅香子(かたかご)の花  大伴家持

 

よろしかったら声を出して歌ってみましょう。(*^_^*) <(_ _)>

 

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