万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-02-21から1日間の記事一覧

305.巻三・423・424・425:同じく石田王が卒りし時に、山前王が哀傷しびて作る歌一首

山前王:忍壁皇子の子。 423番歌 訳文 「磐余の道を毎朝帰っていかれたお方は、道すがらさぞや思ったことであろう、時鳥の鳴く五月には、共にあやめ草や花橘を玉のように糸に通し、髪飾りにもしようと、九月の時雨の頃には共に黄葉を手折って髪に挿そうと、…