万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-11-08から1日間の記事一覧

225.巻三・285、286:丹比真人笠麻呂、紀伊の国に往き、背の山を越ゆる時に作る歌一首と春日蔵首老、即ち和ふる歌一首

背の山:和歌山県伊都郡かつらぎ町、紀の川北岸の山、勢能山 285番歌 訳文 「口に出して呼んでみたい「妹」という名をこの背の山につけて、「妹」の山と呼んでみたらどうだろうか」 書き出し文 「栲領巾(たくひれ)の 懸けまく欲しき 妹の名を この背の山に…