万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-07-28から1日間の記事一覧

136.巻一・63:山上臣憶良、大唐(もろこし)に在る時に、本郷(くに)を憶(おも)ひて作る歌

前の62番歌の続きです。 訳文 「さ、皆さん、早く日本(やまと)へ (大伴の) 御津(みつ)の浜松が 我々の帰りを待ち恋うているでしょうから」 書き出し文 「いざ子ども 早く日本へ 大伴の 御津の浜松 待ち恋ひぬらむ」 下の本から引用します。 「摂津国の…