万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-06-10から1日間の記事一覧

401.巻四・690:大伴宿禰三依、別れを悲しぶる歌一首

別れを悲しぶる:離れ離れでいることを悲しむ意。 690番歌 訳文 「別れの辛さに、月は明るく照っていても闇に包まれたような気持で泣く涙が着物を濡らした。乾かしてくれるやさしい人もそばにいないままに」 書き下し文 「照る月を 闇に見なして 泣く涙 衣濡…