万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-05-21から1日間の記事一覧

382.巻四・625:高安王、裏(つつ)める鮒を娘子(をとめ)に贈る歌一首

裏める:鮮度を保つために藻にくるんだか。 625番歌 訳文 「沖を漕ぎ岸べを漕ぎして、たった今あなたのために私がとってきたばかりのものですよ。この藻の中に臥しているちっぽけな鮒は」 書き出し文 「沖辺行き 辺を行き今や 妹がため 我が漁(すなど)れる…