万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-03-04から1日間の記事一覧

314.巻三・442:膳部王(かしはでのおほきみ)を悲傷しぶる歌一首

前歌(441番歌)とともに長屋王一家の不条理な死を詠んだ追悼の挽歌です。 膳部王:長屋王の子。母は、草壁皇子の娘、吉備内親王。父に殉じて母、兄弟とともに自尽。膳夫王とも書く。 442番歌 訳文 「世の中はかくも空しいものであることを示そうとて、なる…