万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-02-12から1日間の記事一覧

301.巻三・415:上宮聖徳皇子(かみつみやしやうとこのみこ)、竹原井(たけはらのゐ)に出遊(い)でましし時に、竜田山の死人を見悲傷して作らす歌一首

挽歌 415番歌 訳文 「家にいたなら、妻の手を枕にするだろうに、(草枕)旅先で臥せっているこの旅人は、ああ哀れなことよ」 書き出し文 「家ならば 妹が手まかむ 草枕 旅に臥(こ)やせる この旅人あはれ」 題詞に見える竹原井は、柏原氏高井田の地(青谷遺…