354.巻四・552:大伴宿禰三依が歌一首
552番歌
訳文
「ご主人殿はこの小僧めを死ぬとでもお思いなのでしょうか。逢って下さる夜、下さらぬ夜と、目まぐるしく二道かけて気をもませられますなあ」
書き出し文
「我が君は わけをば死ぬと 思へかも 逢ふ夜逢はぬ夜 二走るらむ」
戯れに相手の女性を主人に、自分をその下僕に見立てた歌。
556番歌から見て相手は賀茂女王か。
引用した本です。
今朝も良い天気で、最高気温が15℃になるようです。
雪割り作業も昨日で終わり、今日は庭の落ち葉拾いです。
では、今日はこの辺で。