万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-11-08から1日間の記事一覧

513.巻六・962:天平二(730)年庚午に、勅して擢駿馬使大伴道足宿禰を遣はす時の歌一首

962番歌 訳文 「人里離れた奥山の岩に苔が生えて神々しいように、恐れ多くもこの私に歌をお求めになるのですね。歌らしい歌を思いつくはずもありませんのに」 書き出し文 「奥山の 岩に苔生し 畏くも 問ひたまふかも 思ひあへなくに」 葛井(ふじい)広成が…