万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-11-01から1日間の記事一覧

506.巻六・946・947:敏馬(みぬめ)の浦を過ぐる時に、山部宿禰赤人が作る歌一首あわせて短歌

946番歌 訳文 「淡路島にまともに向き合っている敏馬の浦の、沖の方では深海松(ふかみる)を採り、浦のあたりではなのりそを刈っている。その深海松の名のように、都に残したあの人を見たいとは思うけれど、なのりその名のように、わが名の立つのが惜しいの…