万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-08-26から1日間の記事一覧

456.巻五・855~857:蓬客のさらに贈る歌三首

蓬客:蓬のような卑しいさすらい人の意。812番歌の前文「蓬身」参照。以下三首の実作者は、854番歌までの歌を旅人から披露された某大宰府官人らしい。 855番歌 訳文 「松浦川の川瀬はきらめき、鮎を釣ろうと立っておられるあなたの裳裾が美しく濡れています…