万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-07-15から1日間の記事一覧

434.巻四・782:紀郎女、裏(つつ)める物を友に贈る歌一首 郎女、名を小鹿(をしか)といふ

裏める物:藻に包んだ贈り物。中身は水産物か。 もう一冊の本では、「いわゆる苞(つと)。748番歌注」で、袋を贈るのは、苞といい、物を包んで送るのは、心を中にこめる意。160番歌参照。 郎女:762番歌と同じ脚注であるが、この歌以下、後の増補ゆえの重複…