万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-06-18から1日間の記事一覧

407.巻四・700:大伴宿禰家持、娘子(をとめ)が門(かど)に至りて作る歌一首

700番歌 訳文 「こんなにしてまでもやって来て、やはり空しく帰ることになるのであろうか。近くもない道のりを難儀しながら参上して来て」 書き下し文 「かくしてや なほや罷(まか)らむ 近からぬ 道の間を なづみ参ゐ来て」 拒まれることを予測しながらわ…