万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-04-17から1日間の記事一覧

352.巻四・546~548:二年乙牛の春の三月に、三香の原の離宮(とつみや)に幸す時に、娘子を得て作る歌一首あわせて短歌 笠朝臣金村

546番歌 訳文 「三香の原で旅寝の寂しさをかこたねばならない折も折、道で行きずりに出逢って、空行く雲でも眺めるようによそ目に見るばかりで、言葉をかけるきっかけないので、いとしさにただ胸がいっぱいになっている時に、天や地の神様が仲を取りもって下…