万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-03-22から1日間の記事一覧

329.巻四・492~495:田部忌寸檪子(たべのいみきいちひこ)、太宰に任(ま)けらゆる時の歌四首

田部忌寸檪子:伝不詳、忌寸は、渡来人の家系に多い姓。 492番歌 訳文 「着物の袖に縋って泣く子よりもっとお慕いしている私を、後に残してどうなさるつもりなの」 書き出し文 「衣手に 取りとどこほり 泣く子にも まされる我れを 置きていかにせむ」舎人吉…