万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2018-02-28から1日間の記事一覧

311.巻三・434・435・436・437:和銅四年辛亥に、河辺宮人、姫島の松原の美人(をとめ)の屍を見て、哀慟しびて作る歌四首

これと類似の題詞が228番歌に見える。それと同じく、姫島伝説を思いおこして歌われた物語的な歌か。 434番歌 訳文 「風早の美保の海辺に咲き匂う白つつじ、それを見ても心がなごまない。亡き人が思われて」 書き出し文 「風早の 美保の浦みの 白つつじ 見れ…