万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

2017-07-29から1日間の記事一覧

137.巻一・64、65:慶雲三年丙午、難波宮に幸せる時に、志貴皇子の作らす歌

64、65番歌は、この行幸時の歌。慶雲(きやううん)三年(706)丙午(へいご)、行幸は9月25日から10月12日のこと。 64番歌 訳文 「葦辺(あしへ)を行く鴨の翼に霜が降って、寒さが身に染みる夕暮れは、大和に残してきた妻がしのばれる」 「・・・水辺に大…