万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

543.巻六・1008:忌部首黒麿(いむべおびとくろまろ)の、友の賖(おそ)く来るを恨みたる歌一首

賖(おそ)く:緩

1008番歌

訳文

「山際にためらう月をもう出るかと待つように、来るか来るかと私の待っているあなたはー来ない。夜はどんどん更けながら」

読み下し文

「山の端にいさよふ月の出むかとわが待つ君が夜は降(よはくた)ちつつ」

いさよふ:十六夜の月を「いさよひ」という。

引用した本です。

f:id:sikihuukei:20181215085320j:plain

やっとブログを更新しました。

冬季はどうも更新が遅くなります。

一日一首を目標としているのですが。

早く春よ乞い、恋、来い。

では、今日はこの辺で。