万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

523.巻六・979:大伴坂上郎女の、姪(をひ)家持の佐保より西の宅(いへ)に環帰(かへ)るに与へたる歌一首

979番歌

訳文

「あなたが着ている衣は薄い。だから佐保の河辺を吹く風は、ひどく吹かないでほしい。家に帰りつくまでは」

読み下し文(これまで、書き下し文、書き出し文としていたものを読み下し文に統一します。以下の本を引用します。):本文(原文)を漢字かなまじりに改めた「読み下し文」です。原文は記載していません。訳文(全訳)と読み下し文、そして語句の注(語注)をこれからも記載していきます。これ以前に記載した書き下し文と書き出し文を読み下し文に訂正すべきですが、ここでの説明で訂正を省略します。

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読み下し文

「わが背子が着(け)る衣(きぬ)薄し佐保風はいたくな吹きそ家に至るまで」

今室温は、10℃です。

この時期としては暖かく、外は雨が降っています。

夕方から夜も雨の予報で、先日積もった雪は、消えました。

今年の根雪はいつになるだろうか。

来月かな。

では、今日はこの辺で。