万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

489.巻五・俗道(ぞくどう)の仮合即離(けがふそくり)し、去りやすく留めかたきことを悲嘆(かな)しぶる詩一首あわせて序(五の五)

俗道の仮合即離し、去りやすく留めかたきことを悲嘆しぶる詩一首あわせて序(五の五)の訳文

「現世の生死の変転は目ばたくほどの短さであるし、人間の一生の生活は臂(ひじ)を伸ばすほどの短さである。まさに浮雲とともに空しく大空を漂う思いで、心も力も尽き果てて、我が身を寄せる所とてない」

この漢詩文は、病い(生死)に執(とら)われた自哀文の姿勢の反省の上に成り立ち、苦悩の深化が認められる。

引用した本です。

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今朝は雨、肌寒く感じます。

では、今日はこの辺で。