2018-09-11 470.巻五・883:三島王(みしまのおほきみ)、後に松浦佐用姫の歌に追和する一首 三島王:舎人皇子の子、淳仁天皇の弟。 追和:帰京した旅人から871~875番歌を披露されて和したものか。この歌で旅人中心的な姿勢を示す巻五前半が終わり、次歌から憶良中心的な後半となる。 883番歌 訳文 「噂に聞いて目にはまだ見たことがない。佐用姫が領巾を振ったという、君を待つ松浦の山は」 書き下し文 「音に聞き 目にはいまだ見ず 佐用姫が 領巾振りきとふ 君松浦山(まつらやま)」 引用した本です。 白毫寺の画像の続きです。 では、今日はこの辺で。