467.巻五・874・875:最最後人の追和二首
最最後人:廻り持ちで詠まれた871~873番歌が最最後人に廻され、そこで閉じられる。「最最後人」は憶良と思われ、以下882番歌まで憶良の作と認められる。この部分に限って、題詞に歌の数が明記されている。
874番歌
訳文
「海原の沖を遠ざかって行く船に、戻って戻ってと領巾を振られたのであろうか。松浦佐用姫は」
書き下し文
「海原の 沖行く船を 帰れとか 領巾振らしけむ 松浦佐用姫」
875番歌
訳文
「遠ざかって行く船を、領巾で振り留めきれずに、どんなにせつなかったことであろうか、松浦佐用姫は」
書き下し文
「行く船を 振り留みかね いかばかり 恋(こほ)しくありけむ 松浦佐用姫」
前歌を承けてその結末を一首に仕立てたもの。他の松浦佐用姫に関する歌に比べ、姫その人の悲しみに深く立ち入っている点に憶良の風が見える。
引用した本です。
ならまち格子の家の画像を貼り付けます。
2018年9月6日午前3時8分ごろ震度4の地震で起きました。
少し長い地震でした。
それ以後、昨日9月7日の午後9時半ごろまで停電でした。
長い停電の間、ラジオと新聞で情報を得ていました。
ラジオは貴重な情報源でした。
こんな長い停電は初めてで、電池式のラジオを持っていてよかった。
新聞もいつもと同じ時間に配達になりました。
ただ、バスやJRは意外に停電に弱く、すべて停まりました。
車を持っていないので、徒歩で行ける範囲の移動でしたが、家から一歩も出ませんでした。
札幌の家へは行けず、札幌の娘が孫を連れて泊ってくれました。
札幌の家は9月6日午後に通電し、娘の家は停電中なので。
小樽の家の電話がアナノグの古いタイプで停電の影響を受けませんでした。
パソコンを接続してある新しいタイプ(光回線)のは、ダウンしてしまいました。
通電後の今朝(9月8日)、さっそくブログを更新していました。
では、今日はこの辺で。