466.巻五・873:最後人の追和
最後人:旅人と見る説もあるが、前歌の「後人」とは別の某別人で、やはり大宰府官人であろう。
873番歌
訳文
「万代の後までも語りつづけよとて、この山の嶺で領巾(ひれ)を振ったものらしい。松浦佐用姫は」
書き下し文
「万代(よろづよ)に 語り継げとし この岳(たけ)に 領巾振りてらし 松浦佐用姫」
前歌の「言ひ継げとかも・・・領巾を振りけむ」を承認する形の歌。以上871~873番歌は、旅人から大宰府官人へと、廻り持ちで詠まれたものと思われる。
引用した本です。
東大寺を振り返って
台風21号の過ぎた後の強い風が吹いています。
寝ている間に過ぎ去ったのですが、台風らしい風が吹き返しています。
では、今日はこの辺で。