2018-09-04 465.巻五・872:後人の追和 後人:旅人をさすという説もあるが、別人であろう。大宰府の官人か。 872番歌 訳文 「後の世の人も山の名として言いつづけよというつもりで、佐用姫はこの山の上で領巾を振ったのであろうか」 書き下し文 「山の名と 言ひ継げとかも 佐用姫が この山の上(へ)に 領巾を振りけむ」 前歌の「領巾振りしより負へる山の名」を承けて和した面が強く、同一人の作とはおもえない。 引用した本です。 東大寺の画像の続きです。 では、今日はこの辺で。