377.巻四・618:大神郎女、大伴宿禰家持に贈る歌一首
大神郎女:伝不詳、1505番歌にも家持への贈歌がある。
618番歌
訳文
「真夜中につれを求めて呼ぶ千鳥よ。恋の思いに沈んで1私がしょげかえっている時に、むやみやたらと鳴いたりして・・・・・」
書き出し文
「さ夜中に 友呼ぶ千鳥 物思ふと わびをる時に 鳴きつつもとな」
千鳥は答える友があるのか呼びかけているが、自分にはその相手もいないという形で片思いのわびしさを述べた歌。類想歌1964番歌など。
引用した本です。
今朝は比較的暖かく、曇り空。
予想最高気温は、24℃とか。
では、今日はこの辺で。