万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

306.巻三・426:柿本朝臣人麻呂、香具山の屍を見て、悲慟(かな)しびて作る歌一首

426番歌

訳文

「草を枕のこの旅先で、いったい誰の夫なのだろうか、故郷へ帰るのも忘れ臥せっているのは。妻はさぞ帰りを待っていることであろうに」

書き出し文

草枕 旅の宿りに 誰が夫か 国忘れたる 家待たまくに」

香具山は神聖視されていたので、特にそのあたりで行き倒れた死人の魂を鎮める必要があった。

行路死人への鎮魂歌の型を踏んだ作。

引用した本です。

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今朝は積雪3㎝ほどで、朝食前に軽い雪かきをしました。この冬活躍のスノーダンプなどを雪捨て場の小山の前に並べてみました。

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雪かきの季節もあとひと月です。

では、今日はこの辺で。