276.巻三・378:山部宿禰赤人、故太政大臣藤原家の山池を詠む歌一首
故太政大臣藤原家:養老四年(720)に没し、太政大臣一位を追贈された藤原不比等の家。
山池:築山や池。林泉。
378番歌
訳文
「ずっと昔から見馴れた池の堤ではあるが、主もなく年月を経て、渚にはびっしり水草が生えてしまった」
書き出し文
「いにしへの 古き堤は 年深み 池の渚に 水草生(みくさお)ひにけり」
時の経過をまざまざと示す旧庭の荒廃述べて、鎮魂の意をこめた。
引用した本です。
藤原氏の歴史は下の本で読みました。
今朝は積雪6㎝ほどで、朝食前にやや重の雪でしたが、雪かきをしました。
で、今日も万葉集を読むことができました。
あと二月ぐらいかな雪かきも、その後は4月上旬まで雪割り作業ですね。
春よはやく来いですね。
では、このへんで。