271.巻三・371:出雲守門部王、京を偲ぶ歌一首
門部王:後に大原真人の氏を賜る、310番歌を詠む。
371番歌
訳文
「飫宇(おう)の海に続く河原の千鳥よ。おまえが鳴くと、わが故郷の佐保川が思い出されるよ」
書き出し文
「飫宇(おう)の海の 川原の千鳥 汝が鳴けば 我が佐保川の 思ほゆらくに」
出雲守であった門部王が京を思って詠んだ歌で、出雲国庁は、松江市大草町に所在した。
国庁の前を意宇川が流れ、中海(飫宇の海)に注ぐ。
いま松江市東出町出雲郷の阿太加夜神社の側を意宇川が流れ、神社右奥に歌碑が建つ。
門部王は天平十一年(739)に臣籍に下って大原真人の氏を賜わり、風流侍従と称された人物であるという。
引用した本です。
今朝は少し冷え込みましたが、積雪は3㎝ほどでした。
で、雪かきをしようか迷ったのですが、運動代わりに朝食前に軽い雪かきをしました。
いつもこのくらいの積雪ならいいのですが。
では、今日はこの辺で。