243.巻三・313:土理宣令(とりのせんりやう)が歌一首
313番歌
訳文
「吉野の宮滝の白波よ、この白波のようにその昔を知らない私なのだが、人々が語り継いでくれたので、昔がゆかしく偲ばれる」
書き出し文
「み吉野の 滝の白波 知らねども 語りし継げば いにしへ思ほゆ」
吉野の宮滝に来て、人から伝え聞いた天武の吉野入り、六皇子の吉野誓約、持統の吉野行幸のことなどを思って詠んだ歌。
引用した本です。
今朝は冷え込みました。
ただ、積雪数cmで軽い雪かきでした。
雪が少なかった分冷え込んだようです。
では、このへんで。