236.巻三・303、304:柿本朝臣人麻呂、筑紫の国に下る時に、海道にして作る歌二首
303番歌
訳文
「名の素晴らしい印南(いなみ)の海、その沖波はるかに隠れてしまった。大和の連山は」
書き出し文
「名ぐはしき 印南の海の 沖つ波 千重(ちへ)に隠(かく)るぬ 大和島根は」
印南は現在の兵庫県明石市から加古川市にかけての一帯と言われている。
この歌の印南は、明石海峡の向こうに薄ぼんやりと見えていた生駒山や二上山、葛城山といった大和を想起できる山々の見えなくなる地であった。
304番歌
訳文
「わが大君の治められる遠く離れたお役所として、人々がいつも往き来する鳴門を眺めていると、この島々が生み成された神代のことが偲ばれる」
書き出し文
「大君の 遠(とほ)の朝廷(みかど)と あり通(がよ)ふ 島門(しまと)を見れば 神代(かむよ)し思補ほゆ」
島門の気高さを通して、皇祖神の創造の広大無辺なことを感じて詠んだ歌。
大君の遠の朝廷:九州の太宰府をさす
引用した本です。
昨日、ブログを記載した後、外を見ると25㎝ほどの積雪でした。
早速除雪。
朝食後、続きを除雪、この間に20㎝ほどの積雪。
昼食後に残りを除雪しました。
今朝は5㎝ほどの積雪でホッとし、朝食前後に除雪し、ブログを記載しています。
今朝の裏山の雪の花です。
根雪にはならないと思うのですが、ブログの記載が滞ると思います。
では、この辺で。