217.巻三・268:長屋王が故郷の歌一首
故郷(ふるさと)は、明日香の里
268番歌
訳文
「あなたが引越して行き古屋だけ残っている明日香の里では、しきりに千鳥の鳴く声がします。きっと妻を待ちわびて悲しく鳴いているのでしょう」
書き出し文
「我が背子が 古屋の里の 明日香には 十鳥鳴くなり 妻待ちかねて」
右は、今案(かむが)ふるに、明日香より藤原の宮に遷りし後に、この歌を作るか。
わが背子:ここは男から男に向かって用いた。
明日香:天武天皇の明日香清御原の宮付近右
引用した本です。
台風22号くずれの温帯低気圧の発達で昨日は一日風の強い日でした。
今朝は室温8℃、初雪を待ち望んでいるようないないような、で、窓を開けると外は薄暗く、ほんの少しの初雪で、ほんのりと白く。
昨年が10月20日の初雪なので十日ほど遅いのかな。
平年とはどうかな。
来年の二月には下のような風景になります。
初雪から根雪になる間が、体感的に寒く感じられます。
雪かきシーズンになりますとブログの更新が遅くなります。
数日休むかも。
では、この辺で。