2017-10-16 205.巻三・238:長忌寸意吉麻呂、詔に応える歌一首 詔に応える歌:天皇の歌を作るようにとのお言葉に応じて作った歌文 武三(699)年、難波(大阪)行幸時に、その地の賑わいを讃えた歌。大阪は、当時海岸線が宮殿のある内陸部まで入りこんでいた。 238番歌 訳文 「御殿の中まで聞えてきます。網を引こうと網子らを集め、音頭を取る漁師の掛け声が」 書き出し文 「大宮の 内まで聞こゆ 網(あ)引(びき)きすと 網子(あご)ととのふる 海人の呼び声」 引用した本です。 今朝は、室温10℃と寒くなりました。 では、この辺で。