60.自然を詠んだ歌(3)朝日
朝日(平成18年11月17日撮影)
(平成18年11月17日撮影)
朝日(平成25年6月12日撮影)
蕨に朝日が(平成25年6月12日撮影)
(平成25年6月12日撮影)
谷空木の葉と蕨(平成25年6月12日撮影)
谷空木(平成25年6月12日撮影)
撮影日:最初の二枚;平成18年11月17日
その他は:平成25年6月12日
撮影場所:小樽の裏山
朝日は優しい柔らかな光と思うのです。
花や木々がより美しく映えると思い込んでいます。
人物も美しく撮れるのではないかな。
(そんな馬鹿な)
花などを撮るときは朝日が一番と思い込んでいます。
歳のせいで早起きして撮ったのではないのです。
(ほんとですか)
今、裏山では谷空木がきれいに咲いています。
蕨が、葉を拡げはじめ、朝日にきれいに映えています。
朝日をテーマに今朝裏山の風景を撮ったのです。
万葉集に朝日は八首詠まれています。
(万葉集と結びつけるために撮ったのかな)
177,192,495,1844,3042,3234,3407,4004の八首です。
189の歌を追加して九首に訂正します。
その中の巻10・1844を紹介します。
よろしかったら声を出して読んでみてください。
楽しいですよ。
「冬過ぎて 春来るらし 朝日さす 春日の山に 霞たなびく」
原文:寒過 暖来良思 朝鳥指 滓鹿能山尓 霞軽引
「冬がおわって春が来たらしい。朝日のさす春日山に霞がたなびくことよ。」
「朝日さす」よりも実は「冬過ぎて 春来たらし」が好きなんです。
小樽は長い冬がおわって春が来たと思ったら初夏です。
実感できるのです。
春の花も終わり、蝉しぐれを聞きながらこのブログを書いています。
朝日が地平線から顔をだし、優しい光を与えてくれる。
花が一段と美しい。
なにより朝ストーブを焚かなくてもいい季節になりました。
ただ、今日の札幌の日の出時刻が午前3時55分。
朝日をあびた花を撮るには早いです。
今朝は午前4時14分から朝食前の午前5時43分まで撮っていました。
(よくそんな時間覚えているね)
覚えてなんかいないです。
デジカメの最初の撮影時刻と最後の撮影時刻を記載したのです。
万葉人は朝日と月どちらが好きだったのだろう。
どちらだと思いますか。
たぶん多く詠まれているほうを好きだとするのでしょう。
万葉集の原文等につきまして、山口大学吉村誠先生の「万葉集検索」を利用しました。
参考資料は中西 進(2009)万葉集全訳注原文付(二)講談社文庫です。
(どっちなの)
月のようです。
二百五首ほど詠まれているようです。
万葉人、寝坊だったのか。
(短絡的な思考:太陰暦、朝日とともに活動していたと思うよ)
(テーマの朝日の写真はいまいち、もう少し腕をあげなきゃ)