万葉集の日記

楽しく学んだことの忘備録

22.百合の花(一)糸葉百合咲く

f:id:sikihuukei:20120628092855j:plain

f:id:sikihuukei:20120628092811j:plain

f:id:sikihuukei:20120628092715j:plain

撮影の日:平成二十四年六月二十八日

撮影の地:小樽の家の庭

 

集中では「さゆり」と詠んだ歌が十首とのことで、「ひめゆり」は一首だけとのことです。

ひめゆり」は姫百合かと思ったのですが、特定はできないようです。

でも、「ひめゆり」は姫百合(姫由理)と思うのです。

今朝、庭の糸葉百合が咲き始めました。

アジアのユリで、日本の野生種ではないのですが、ヒメユリと同じ系統のユリのようです。

ヒメユリは北海道に自生の野生種では無いようです。

この糸葉百合が庭に咲いていることと同じ系統というだけで、北海道に咲く万葉集の花「ひめゆり」に糸葉百合を特定したいと思います。

ヒメユリの球根を得て、庭で咲くようになったらヒメユリも北海道に咲く万葉集の花としよう。

ただ、幸いなことに庭が狭いので植える場所がないのです。

糸葉百合が枯れないようにしよう。

「夏の野の繁みに咲ける姫百合の 知らえぬ恋は苦しきものそ」

大伴坂上郎女(いらつめ)の歌(巻八・一五〇〇)です。

歌の意を探るのも「万葉集」の面白さなのでしょう。

 

にほんブログ村 歴史ブログ 奈良・平安時代へ
にほんブログ村